ついに2021年になってはみたが、例のコロナ騒動があるのでとてもお祝いなんて気持ちにはならない。
しかしお正月は本来日本人にとってとてもめでたい行事なので。
せめてこの機会にお正月らしいことを、何か1つ発信できたらと考えてみたところ。
やっぱり私の場合は、昔からなれ親しんできたこの行事について自分なりに表現できたらと考える。
今の日本では、大多数の人は明日をも知れぬ不安に必死に耐えている状況だと思うので、少しでもその人たちの励ましになればいいなと思いますね。
目次
思い出をたどってみる
お正月の思い出といえば、大晦日から元旦にかけてのご馳走かな?
決して裕福ではなかったけれど、昔からの習慣だったろうと。
何種類かのいつもとはちょっと違うご馳走と、夜おそくに食べる年越しそば。
実はそばを食べる前に他のものをたらふく食べているので、もうお腹の中にはほとんど何も入らない状況だけれど、それでも通過儀礼のようにして食べていた記憶が。
うれしかったのは、普通の食事のほかに口取りと言って甘いものがデザートとして用意されていたこと。
これが何よりも楽しみで、今でも年末になるとスーパーに寄った時に必ず購入する癖が。
そして、冬になっていつも楽しみにしていたのは餅つき。
よその家庭の事はわからないが、我が家では毎年恒例で餅つきをしていた。
どのくらいついたのかはあまり記憶にはないが、これらの餅を春になるまでにきれいに平らげていたと思う。
きなこもちを始めお汁粉や雑煮など、およそ考えられるメニューは全て試したと言える。
これらは皆家にお祭りしてある神様を寿ぐもの。
神棚を荘厳して、拍手を打って手を合わせる。
我が家の習慣として、食事の前に必ず神棚に手を合わせて、さらに仏壇にも手を合わせたと思う。
これが大晦日と元旦のルーティーン。
晴れない雨はない
世の中はコロナ騒動で、惨憺たる有様。
実はあまりニュースとして取り上げられてはいないが、今回のコロナ禍で自殺者が激増していることをご存知か。
未来をはかなんで、絶望する人たちがたくさんいるのはよくわかる。
世の中のシステムとして、お金がなければとても暮らしていけないのは厳しい現実。
コロナのせいで仕事を止められて無収入になっている人たちがたくさんいるのがよく伝わってくるのだ。
政治や行政が頑張っている事は否定はしないが、事態を改善するには至ってないだろう。
ギリギリで生活している人にとって、今日明日 食事をするお金、今月の家賃、電気水道などのライフライン。
そういったものに見通しがたたなくなってしまえば、そりゃあ、頭抱えるわ。
今更気休めなんか言わないけど、
これだけ厳しい状況にあっても晴れない雨はない。
とりあえず生きながらえてさえいれば、そこには必ずふさわしい未来があるのだと信じる。
今ギリギリの人は、周りに誰か話せる人を見つけることが最初の仕事だろう。
1人で抱えるのはとりあえずなしと言うことで。
日本は民主主義国家なので、いざとなれば法的に基本的人権として守ってもらえる権利があるのだ。
どれだけの応援になっているかわからないが再確認はできる。
日本人にとって頑張ることこそ美徳
苦しいとか辛いと考える毎日からは何とか逃げたいと思うのもよくわかる。
逃げられるものなら逃げてもよし。
でも、ほとんどの人は逃げられないのではないか。
現状を打開するための方法を、今一度考えなければならないはず。
それは国のためとか世の中のためではなく、まず自分のために考えるべき。
自分のことを顧みないで他人のことに関わってもそれはナンセンスと言うもの。
決して自分勝手なことでは無いはず。
いくつかチャレンジできそうなことを見つけたならば、まず継続してみること。
頑張り続ければどんなに運の悪い人でもそれなりにチャンスはあると見る。
どんな場合でも、ぐずぐずダラダラしていて道が開けるのならば私はそれでもいいと思うのだが。
しかし、経験的に見てぐうたらな暮らしをしたあとにはろくな未来はなかった。
果たしてどれだけの励ましになっているのかわからないが、自分なりの頑張りどころをもう一度考えてみるのもありだろう。
人は、そんなに簡単にダメになったりしない。
ただし、何の努力もしなければ何の結果もついてこないのも事実。
何度も言うが、自分なりのがんばりどころを見つけること。
そうやって自分に目を向けることが今回のコロナ禍を乗り切る重要なキーパーソンになると信じている。