今週から始まる物語は先週最後のエピソードをそのまま踏襲。
亮ちんを中心に気仙沼出身の3人の娘たちのエピソードが。
登場人物としてその他に菅波先生が加わる。
セリフには現れてこない登場人物の胸の内が語られつつ、どうやら今週からははっきりと口に出して物語が語られるような雰囲気。
亮ちんは自分が船の親方に遅れることをきちんと連絡していた。
その上で新宿から気仙沼行きの高速バスに乗るらしい。
モネ、みーちゃん、すーちゃんの3人は新しい情報も仕入れつつ、亮ちんが気仙沼に戻るのを一日遅らせようとする。
目次
百音、明日美、未知
みーちゃんは頑張り屋さんで、努力をコツコツ継続できるタイプだが、突然の事態には慌てふためいて、我を忘れてしまう。
今回のエピソードでは、思いを寄せる亮ちんが姉に対してだけ心を許していることがどうしても納得できない。
湧き上がる嫉妬心に翻弄され、新調した服を姉に投げつける。
そんな時、隣の部屋にいた明日美ちゃんが。
姉妹喧嘩の様子に、意外だ😳と発言。
昔からモネ姉妹は仲の良い関係で、およそ喧嘩などするようには見えなかったから。
ここで、気仙沼で起こった及川家の様子が詳しく明日美ちゃんに知らされた。
ここで気がついたことがある。
明日美ちゃんはこの物語の最初の頃ではしーちゃんと呼ばれていたはずだが、今日のエピソードの中で亜哉子さんがすーちゃんと呼んでいた。
どちらが正解なのか、どちらも正解なのかちょっと判断できないので、本来の名前の明日美ちゃんで行くことに。
みーちゃんはその場にはとてもいられない気がして、1階のお風呂のあるロビーでたたずむことに。
一旦興奮した気持ちはそう簡単には収まらないからね。
収めるためには、もう少し時間が必要なのと、ほかに何か新しい情報があって情報修正しなければね。
亮ちんの振る舞い
この2人がバスターミナル横の喫茶店で再会できた時。
亮ちんのモネを見たときのほっとした表情。
そして嬉しさが隠し切れない。
みーちゃんが姉と亮ちんは通じ合っているとした発言はあながち嘘でもないよなと。
亮ちんはモネの中に不思議な安心感を見出しているのでは。
モネはぐずぐずして不器用なところもあって、さらに恋愛関係には驚くほど鈍感。
しかし、菅波先生が指摘したようにいざと言うときにはくそ度胸を発揮して問題をそつなく解決する。
そのことを亮ちんは知らず知らずに評価していて、モネだけは特別なんだと感じている可能性が。
登場人物のキャラクターが交錯する中で、菅波先生や亮ちんの反応がモネの人となりを如実に表しているような。
気仙沼の出来事
気仙沼では仮設住宅に新次と耕治、亜哉子さんが。
どうやら落ち着きを取り戻した新次。
何かと世話を焼く亜哉子さん。
そんな新次に耕治が厳しく言い放つ。
おめぇの態度は父親としてどうなんだ😤
少しは亮のことも考えてやれよ💢
同じ子供を持つ親同士、通じるものがあるんじゃなかろうかと感じる。
自分ならこんな無様な姿を子供には見せられない。
そう思ったのではと考える。
しかし、横で見ている亜哉子さんは新次のせつない胸の内をおもんぱかって、思わず夫をたしなめるしかなかった。
みーちゃんの嫉妬心
物語の最後の方で菅波先生がやってくる。
考えてみれば、確かデートの約束をしていたと思ったね。
モネは昨晩からの様々なやりとりの中で、肝心の菅波先生への連絡を忘れていたようだ。
そこでみーちゃんが信じられないような意地悪発言を。
姉はいません(キッパリ)
昨日会いましたよね、あの2人は通じ合ってるんですよ!
さすがに呆気にとられた様子の菅波先生。
多分 いきなりまくし立てられても、事情が飲み込めないのではと感じたが。
しかし、みーちゃんはそこまで行動に起こさなければ自身の溜飲を下げることにはならなかったのだ。
実は今日の物語の中で明らかにされたが、みーちゃんのモネに感じていた気持ちは明日美ちゃんが昔から感じていたことでもあった。
亮ちんが求めて信頼している相手は昔からモネだけ。
私も、かつては頭に来てたよ。
あの2人はどんな関係なんだろうね?
明日美ちゃんとみーちゃんは実はずっと前から同じ気持ちを抱いていたような。
物語の大きな特徴として、皆自分自身の本当の気持ちに意外と気づいてないような。
ところが周りの人たちは案外敏感に察知していて、そのことに図らずも反応してしまう。
行き違いのやりとりを巧妙に描くことで、物語に複雑なニュアンスがたくさん盛り込まれる。
今日のエピソードでは少ない登場人物でいながら、そんなそれぞれの胸の内が詳しく感じられるような作りになっていたね。
それにしてもみーちゃん、大丈夫かな😔