謎の部分をそのまま残しつつ、物語は徐々に明らかな展開に。
虚無蔵さんはついにハリウッド映画のオファーを受け入れる。
その1連のいきさつが物語の冒頭で詳しく語られることに。
文四郎と虚無蔵さんの殺陣デモンストレーション。
監督を始め映画の制作スタッフが大絶賛。
これこそが求めていたチャンバラシーン。
そして今日明らかになった驚くべき事実。
アニーさんが床に三つ指をついてきちんとお辞儀をしたシーン。
日本人女性でなければとてもできない振る舞い。
そこは虚無蔵さんが素直に不思議がっていたね。
そして今日の物語の極めつけのシーン。
ひなたと文四郎は夜2人だけでお酒を飲むことに。
そこでのやりとりは、誰もが2人の復縁を期待しただろう。
しかし、驚くべき事実が発表された。
文四郎はひなた以外の女性と結婚すると言う。
聞けば、同じ映画スタッフで衣装担当の「デイジー」なる女性。
思いがけない形で失恋することになったひなた。
いったい彼女のこれからの人生はどうなっちゃう⁉️
目次
伴虚無蔵の殺陣
虚無蔵さんが登場した映画はすべて確認していたらしいアニーさん。
今回制作する映画の主要なキャラクターとしてぜひ彼を推薦したいとのこと。
かたくなに拒み続けてきた虚無さん。
文四郎が差し出した木刀と、彼の必死の説得に応える形でついに殺陣を披露することに同意。
虚無蔵さんのおかげで僕は侍になれた。
僕が思うには虚無蔵さんこそが日本の侍そのもの。
侍としてどうか使命を果たしてほしい。
侍と言う言葉には驚くほどの重みがあるんだよね。
この人たちにとっては。
文四郎の言葉を克明に英訳、日本語訳するひなた。
そしてさらにはみずからも精一杯の思いを込めて虚無蔵さんを説得。
この2人のやりとりは、周りではアニーさん、コリンズ監督を始め制作スタッフたちの目の前で行われたのだ。
物語的には他の若手の俳優たちとは1線を隠すような素晴らしい仕上がり。
監督を始めスタッフたちが大絶賛する出来となった。
その結果物語の流れで虚無蔵さんは映画出演の依頼を受けることになったような。
周りみんなの協力で得た虚無蔵ハリウッド進出。
時代劇が、世界に認められた瞬間でもある。
多分、この時制作しようとしていた映画はおそらくラストサムライと、誰もが思っているはず。
ただし、映画のストーリーは今だ全く明かされていないので、どんな流れになるかは皆目不明。
アニーさんの思い出
虚無蔵さんの出演オファーを取り付けたアニーさん。
大役を果たしてほっとしている。
彼女に届けられたのは甥のジョージから。
お土産として持ってきた大月の回転焼き。
ここで彼女は、ひなたの実家のあんこの味を賞味することに。
ドラマの中ではアニーさんの表情はメガネに隠れて今1つはっきりとは映らなかったけれど、あんこを1粒食べてみて、驚いた様子。
さらには回転焼きを持つ手が少し震えているようにも見えた。
明らかにこの味は彼女の思い出の味に違いない。
かつての橘の味を知っているとしか思えない。
そうなると彼女は一体誰なんだと?
実はネットの中では賛否両論が渦巻いている。
アニーさん=安子
アニーさん≠安子
私はどちらかと言えば安子じゃなかろうかと考えてしまう。
もちろん反対意見が山ほど存在している事は充分承知。
ただ、安子しか知らない事実をアニーさんはあまりに深く知りすぎているのではと。
しかし、違和感があるのも当然で、安子だと仮定するとおかしなこともいっぱい出てくるので、大まかにはやはり?でしかない。
ひなたと文四郎のデート
夜食事に誘われたひなた。
文四郎は10年ぶりにデートに誘ってくれたのだ。
いつになく入念に服装を選び化粧をする。
ひなたにとって胸ときめく瞬間。
2人の会話は驚くほど親密に、そしてなごやかな雰囲気の中でお互いの近況報告を。
そしてついに文四郎から結婚宣言。
思わず 誰と? とひなた
デイジーと😍❣️
スタッフの中にいる衣装担当の女の子。
(誰やねん😨😳❓)
ドラマを見ている人だって寝耳に水だったでしょ。
だって、ねぇ……😱😭
今日の物語はここからの描き方が凄まじかったね。
動揺で気絶しそうになるひなた。
しかし、そんなそぶりを微塵も見せずに彼女は明るく振る舞ってみせる。
やっぱりもう36歳にもなる大人の女性。
こんなことでいちいちうろたえているようでは女の名が廃ると言うもの。
文四郎がたずねる。
ひなたには誰かいい人はいないの?
今はまだ仕事が楽しい😅
そう答えて質問を交わすのが精一杯のひなた。
ひなたの人生
心から文四郎を祝福することができたひなた。
彼女の人生は未だシングルなまま。
彼女のおばあちゃん安子は19歳でるいの母に。
るいは20歳でひなたを産んだ。
36歳のひなたはいまだにシングル。
今もそうだが、この時代あたりから世の中の女性が必ず結婚して子供を設けて家族になる人生設計は絶対のものではなくなりつつあるんだよね。
仕事を選んで結婚しない女性。
恋人がいて結婚したとしても子供をもうけないカップル。
この頃から少子化が盛んに叫ばれるように。
市役所勤務の私は子育てや妊活のために数多の補助金等が設定されていることをよく知っている。
確かに将来的には人口が先細りになる事は目に見えている。
ご時世と言ってしまえばそれまで。
ひなたはこんな時代に生きている女性なのだ。
それにしてもカムカムのたどり着く先はどうなっちゃうんだろう?