今週から脚本を担当するのは、3人体制のメインの桑原亮子さん。
この物語が始まった頃の体制に戻る。
さて、物語は、とんとん拍子に進んで、ついに就職活動真っ只中。
舞たちの仲間、6人の中でも舞はなかなか内定をもらえずに苦戦していた。
しかし、そんな中ついに博多エアラインから内定をもらうことに。
とりあえずは、パイロットとしての行き先が決定したことで一安心する。
航空学校は、仙台での授業が最後で それが終われば無事卒業となる。
今日、描かれたストーリーは、内定をもらった舞が大阪まで里帰りしたときの様子。
IWAKURA では、新工場が稼働する中で、リーマンショックの影響で注文が激減する事態に。
思わぬところから会社存亡の危機が訪れる。
舞たちの6人のメンバーは、かつてフェイルされた水嶋学生も加わって、楽しい打ち上げ。
メンバー6人それぞれが仲間として、自分の人生を歩み始める。
柏木は、国際線のパイロットを目指すために、サンフランシスコに語学入学するらしい。
彼の上昇志向は、未だ衰えない。
突然の遠距離恋愛が確定した舞。
新しい勤務先は、どうやら九州博多になるのでお馴染みの五島のメンバーも再び登場。
物語は、時代の波の影響を大きく受けながら、先へと急ぐ。
目次
内定獲得
この頃から、就職活動の合否の判定とか、内定通知等は文章ではなく、電話とかメールが使われ始めたと思う。
私などもこの時代就職活動をした記憶があるので、合格した時はいきなり電話がかかってきた。
大抵、合格の場合の連絡は一定期間をおかずにすぐに電話が来ると思う。
不合格の場合のみ、所定の時間を経てから文書で連絡が来るんじゃなかろうか。
九州の航空会社に受け入れてもらえたことで舞はパイロットとしての第一歩を踏み出せることになった。
打ち上げパーティー
物語はどんどん進んで、既に学校の卒業後の様子が描かれる。
打ち上げパーティーをやっているときに、なんと かつての仲間水嶋君が自前のスーパーの惣菜を持ってやってくる。
実家のスーパーで惣菜を任されていると語っていた水嶋君。
どうやら、お客さんに喜んでもらうことが、彼の生きがいになっていると。
進む道こそ違っても、この6人のメンバーの結束力は驚くほど硬い。
ちなみに、ここに水嶋君を呼んだのは、柏木。
彼は最初の頃とは全くイメージが違って別のキャラクターになっている。
仲間を大切にし、協力しあえることこそが、最上の方法としっかり学んでいる。
もちろん、を応援し、導いたのは舞。
人物描写の丁寧さは、脚本家、桑原亮子さんの真骨頂かも。
遠距離恋愛を語る柏木節
柏木は舞と2人きりになって、自分がサンフランシスコに語学入学することを告白。
国際線のパイロットを本格的に目指すのなら、英語は必須。
今以上の語学力は、現地で訓練するのが手っ取り早い。
そして、それはすなわち舞としばらくの間離れ離れになることを意味した。
寂しさを隠し切れない舞。
寂しさに耐えるのがパイロットのポリシー。
柏木は舞を励ましながら、自分自身の上昇志向を実現。
IWAKURAのピンチ
IWAKURAは、注文が半分以下に激減。
これは、会社経営が成り立たなくなる可能性が。
民間会社では、業績が悪ければ、直ちにボーナスに反映される。
私も不景気の会社に勤めた記憶があって、ボーナスは多い時少ない時様々だった。
少なければがっかりするし、多ければ喜びも大きいが、サラリーマンの性として一喜一憂するのは思い出しても切ない。
浩太が苦労しながら、会社経営するところに舞が里帰り。
このときはまだ、彼女にとってもやがて襲ってくるリーマンショックの影響は、誰も思いもよらない。
どうやら、九州の路線を受け持つ、博多エアラインはうまくいけば舞のパイロットにみんなが搭乗できる可能性が。
今週の物語は始まったばかり。
本格的なパイロットとしての活動はどうやら少し先になりそうな雰囲気。
予告編でもあったけど、舞が再び九州に行くエピソードも描かれるだろう。
遠距離恋愛になった柏木と舞の関係や、貴司君など、舞の幼なじみたちの様子も大いに気になる。
脚本家桑原亮子さんはデリケートな人物描写が得意な人だと思う。
登場人物のそれぞれの胸の内をどんなふうに描くのだろうか?
さらには、パイロットを目指す舞のこれからの活動がとても気になる。
まさか、パイロット以外の道に進むなんて事はないと思うけど。
そこは、これからの物語の展開を見なければ何とも言えないね😅