kuwa3972の日記1

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

らんまん 決意表明

1連の騒動からみんなで佐川に戻ってくる。

大叔母のタキを始め、みんなお疲れ。

万太郎と綾も神妙な顔で峰屋に帰ってきた。

今日初めて気がついたけれど竹雄は峰屋の番頭さんと裏方で働く女中さんの息子だった。

物語の中に時々出てくるので当然知ってはいたが、今日竹雄が“お父ちゃん”と呼ぶシーンが。

物語の人間関係が今理解できるようでは、それほど注意深く観察していなかったってこと。

さて、改まってタキの前で意思表示をする万太郎。

そして綾。

今日タキが2人にめおとになれと言ったことへの返答が、ここできちんと回答されるような。

2人とも拒否。

綾はタキの言いつけに従って婿をとらせてとらせてほしいと。

万太郎は意を決して自分を勘当してくれと。

やりとりは、簡単なように見えて、お互いの胸の内が複雑に入り組んでいるので、誤解も生じやすい。

タキにとっては、大事な跡取り息子の進退がかかっているのでどうしても冷静ではいられない。

高知の警察で啖呵を切ってみせたタキだったが、万太郎の何気ない言葉に激しく反応。

必死で言い訳する万太郎。

この時代、自分の進むべき道を決めるのは今のように気楽にできることではなかったようだ。

何かを選ぶ事は何かを捨てること😌

目次

高知からの帰り道

やっぱり目が行くのは植物

高知からの帰り道でもタキの何気ないセリフの中に重い内容が含まれる。

万太郎が自分がやりたいことを見つけた事は、誰もがわかっていた。

それを見据えた上でタキは

何かを選べば何かを捨てるしかない。

万太郎は進むべき道を選んだことで何かを捨てる必要が。

蔵元の峰屋にとっては、一大事にもなりかねない万太郎の進路。

帰り道の途中で道端に万太郎が見つけたのは、彼岸花のようなオレンジのきれいな花。

キツネノカミソリと言うそうな。

キツネノカミソリ 何気なく見過ごせば気がつく事は無い

この花の名前を知っていたタキ。

もちろん、学術的にきちんとつけられた名前でないことはわかるが、昔からの言い伝えでお年寄りたちは知っていたんだろう。

万太郎は今更のようにおばあちゃんともっと話をすればよかったと。

様々な知識が得られたんだろうと改めて納得。

綾と万太郎

おばあちゃんの前でしっかり意思表示

峰屋に帰ってから、改めてタキの前で家出について丁寧に謝罪する2人。

話の中で、小道具として登場していたのが山椒餅。

これは物語のはじめの頃に、万太郎と坂本龍馬とのやりとりの中でも登場していた。

防腐剤がわりに山椒が使われているらしい

佐川の名物料理としてネットでも検索可能。

作り方とかを見てみると、5月の節句の時に食べるべこ餅のような印象。

山椒を使うので、甘い中にもピリッと引き締まったものがあるのではと想像する。

米粉に黒砂糖等を混ぜ込んで作るので、なんとなく味は想像できる。

万太郎は、自分の中のどうしても消し去ることができない思いをはっきりと言うことができた。

姉とは夫婦にはなれないこと。

そして自分を勘当してくれと。

発言は思いがけないものでタキ以上に綾が驚きの表情を。

わがままなのは許すが相手の気持ちを踏みにじるような事は絶対に許さない。

万太郎にズケズケと小言を言えるのは綾だけ。

タキは万太郎の会話の中で出てきた、生まれてこなければよかったの発言に激しく反応。

本当は続きのある話で、今そのように考えているわけではない。

幼い頃、周りに迷惑ばかりかけていた。万太郎は、自分は役立たずだと悲観した見方をするしかなかった。

タキも万太郎の話を最後まで聞くだけの余裕はなかったようだ。

万太郎の決意表明

自分を植物学の道に進ませて欲しい

万太郎は、自分が恵まれた環境で育ったことを改めて感謝していたね。

峰屋に生まれたからこそ、好きな本を買ってもらえて、自分の好きな勉強を思う存分させてもらえた。

体は弱かったが、今にしてみればそのことを不幸に思う必要はないと。

そして、自分の誰にも負けない優れた部分は、様々なものに好奇心を持って全力で取り組むことができること。

そしてその力は必ず世の中の役に立つはずだと確信しているようだ。

それ故、東京に再び赴いて本格的に植物学の勉強をしたい。

綾は万太郎を厳しく諫めていた。

綾ならではのハッキリしたものの言い方。

万太郎は、姉とのこんな関係をこれからも大切にしたいと思っている。

峰屋の行末

オフショット 和気あいあいだね🤣

物語の流れとして、万太郎が植物学者になる事は、出来レース。

しかし、植物が好きなのは理解できるとして、なかなかその道に進むような物語には描かれていない。

既に1ヵ月以上もこんなやりとりが続いているので、おそらく今週いっぱいでケリの出る話ではなかろうかと思う。

峰屋を誰が継ぐのかと言えば、それは綾以外にはないだろう。

彼女が婿をとって跡継ぎとしてやっていくしかないのでは。

物語の展開として、誰が綾の婿さんになるかだよな。

おそらく竹雄しかいないと誰もが考える。