今場所も始まってみれば早4日目。
少しずつ場所の予想もできるようになってきたね。
元気な力士が少しずつ目立つように。
佐渡ケ嶽部屋の若手力士がすこぶる元気に見える。
今場所からは引退した力士もいて少し世代交代も進んでいるのではと感じるのだが。
今日の取り組みを振り返ってみることに。
目次
序盤とは言いつつも少しずつ見えてくる力士たちの様子
白鵬と朝乃山
結びの1番は立ち会いで押し込まれた白鵬が逆転勝ちをした1番となったね。
隆の勝は初めての結びの1番で緊張したとの事。
やはり横綱の壁は簡単には打ち破れない。
相撲を見る限りでは、立ち会いから最初の押し込みまでは隆の勝に歩があるように見えた。
しかし、相撲カンの良さと とっさの反応では横綱が数段上。
あっさりといなされて勝負が決まったのだ。
この相撲もきわどかったと言える。
押し込まれてしまって土俵際に詰まる朝乃山。
しかし、新大関の今場所はとにかく下半身が安定していること。
土俵際でのけぞりながらも、決してそのまま後ずさりする事は無い。
体を交わすとそのままいなして勝ち星をもぎ取る。
相撲を見ていても、ひやっとはしたが安定感があって、この先も大いに期待できる。
このまま、前半戦を全勝ないしは1敗程度でしのぐことができれば優勝も見えてくる。
この2人の活躍が場所を大いに盛り上げ、引き締めている。
佐渡ケ嶽部屋の若手2人
この2人は同じ部屋で体格顔立ちも実によく似ているが兄弟ではない。
テレビで見ていてもほとんど区別がつかないほど似ているのだ。
2人とも丸顔で年齢も接近しているし、また番付も似通っている。
琴の若の方がどちらかと言えばあんこ型の力士で、少し丸みを帯びているかも。
そして昨日も紹介したが琴の若は現在の佐渡ケ嶽親方の実の息子。
今日は琴の若は負けてしまったが琴勝峰は4連勝で全勝をキープしている。
連日注目の照の富士
彼の活躍はかつて大関経験者でなおかつ優勝経験も持っていること。
もし後半場所の相撲が荒れるようなことがあれば、
照の富士の平幕優勝の可能性も否定はできないのだ。
相撲の歴史は、師匠である親方の現役時代をさかのぼることでもある。
この写真を見ると昭和50年代の後半頃かなと思う。
出で立ちから見て序ノ口から序二段あたりかなと。
どのような大横綱といえどもこういった時代を経て、精進を重ねている。
おそらく相撲興行でも、午前中の早い時間に行われていたと思う。
テレビで決して見ることのできない画像だなと。
さて今場所はこの後どういった展開になるのか。