2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
週が変わった「らんまん」は、新しい登場人物も加わってさらにストーリーが展開。 万太郎は、植物学雑誌の刊行を目指し、日々奮闘努力を重ねていた。 寿恵子は鹿鳴館のダンス教室に通うためについに母親の了解を得ることになる。 それはほとんど事後承諾のよ…
物語は、ストーリーの中に当時の明治のご時世が絶妙に反映されていた。 万太郎の実家は、言わずと知れた高知佐川の峰屋。 老舗の造り酒屋。 植物学教室で仲良くなった2人の学生と話をしているときに、ふと話題に上った政府の税金の話し。 当時、政府は租税の…
いよいよ今週から装いの一新して新たにエピソードが展開する。 登場人物も、さらに新メンバーが加わることに。 描かれる物語は、植物学の雑誌を刊行しようとする万太郎たちと鹿鳴館でダンスをするために教室に通おうとする寿恵子の様子が詳しく描かれた。 も…
物語はいよいよ核心部分に近づきつつある。 徳川家康にとって、「三方原の戦い」の後は、我々が知る歴史では「長篠の戦い」に至るまでに軍勢を立て直し、武田軍を一掃すると記憶に残る。 しかし、物語はそんな単純な流れでは描かれない。 このドラマの描き方…
植物学を目指すことになった。万太郎が東大に出入りすることになり、様々な人間模様が描かれる。 物語にはれっきとしたモデル“牧野富太郎博士”がいて、彼の経験したことがそのまま生かされているような。 植物学教室に出入りできるようになったとは言え、万…
1週間の締めくくりとなるストーリーだから、それなりの進展があるんだろうなと思ってはいた。 しかし、どうなんだろう? 問題提起で終わった気がするね。 万太郎は、植物学教室で仲良くなった羽多野と藤丸と昔十徳長屋の堀井を誘ってすき焼きをご馳走。 すっ…
らんまんが描き出す物語は思ったよりは、ずっと話は進まない。 見る人によっては、足踏みしてるようにも見えるかも。 万太郎は植物学教室で、様々な人間関係に悩みつつも自分なりの研究方法を見つけたような。 描かれたエピソードの中では、昨日初めて打ち解…
物語は不思議なテイストで描かれている。 念願の植物学教室への出入りを許された万太郎だったが、内実は思ったよりはずっと厳しいものだった。 あくまでも田邊教授のお気に入りの存在だということが、出入りの自由を許された決め手。 教室の他のメンバーから…
物語で描かれるのは、植物学教室に通うようになった万太郎が、残念ながら周りに受け入れてもらえない厳しい現実。 やはり、小学校中退だとどうしても東大とは釣り合わない。 普通の人ならばありえないようなことが、田邊教授の特別な計らいで実現してしまっ…
東大の植物学教室へ自由に出入りできる万太郎。 しかし、本来ならそこは誰でも勝手気ままに出入りできるところではない。 朝早くから、意気揚々と、足しげく通う万太郎だった。 まだ、鍵の開かない時から玄関で待ち構えているような有様。 後からやってきた…
どうする家康はドラマを見ているものの、憶測をことごとく覆すかのような物語展開を。 先週の三方原の戦いで致命的な敗北を喫した、三河徳川軍。 歴史の流れは、驚くほどシビアなもの。 戦国最強と呼ばれた武田信玄は、運命の決め事だろうか、目的を遂げるこ…
ひと昔前と違って、映画館で現代劇の作品を見ることなどほとんどありえないと思っていたが。 実は、ついこの間「ドクターコトー」の劇場バージョンを見たばかりで、今回もその流れで見たようなもの。 実は、東京MERは日曜日の夜9時にやっていたテレビドラマ…
ふるさと佐川を出てきた万太郎にとって、東京暮らしには相応の目的が。 植物学をさらにきわめるために、東大の植物学研究所を訪問。 そこで、出入りを許されれば自分自身の研究も進めることができる。 今回の訪問は、まさにしっかりとした目的意識を持って進…
今週の締めくくりとなるらんまんのエピソード。 晴れて東大に通うことになった万太郎。 研究室では、様々な作業が日課として課せられているようだ。 おそらく作業は大抵の場合、一番下のものがやるのではなかろうか。 植物標本の取り扱いについて、万太郎の…
らんまんを見ている誰もがやきもきしていただろう。 万太郎と寿恵子がいよいよ距離を縮める時がやってきた。 無事、東大の研究室に出入りすることを許された万太郎は、挨拶がわりにお菓子を持参しようと。 お菓子といえば、白梅堂。 あまりにもベタな流れだ…
いよいよ東大の植物学研究室に出入り可能かどうかの瀬戸際に立たされる万太郎。 およそ植物のことに関して、万太郎は日本のみならず世界でもトップクラスの実力があるものと想像に難くない。 しかし、この時代に限らず、世界中どこに行っても縦割り社会。 万…
いよいよ今日から東大の植物学研究所に通うことになる。 どれほどの格式のところなのかと誰もが考えるところだが、しかし、この頃の日本の植物学はまだ始まったばかり。 アメリカ帰りの著名な教授がおられるとのことで、万太郎の期待も大いに膨らむところ。 …
本格的な東京編は今日から始まったと言える。 なんといっても、この物語のマドンナ寿恵子ちゃんの家庭の詳しい説明が今日から本格的に描かれることになる。 どうやら西村家は柳橋の芸者さんをしていたお母さんまつさんと寿恵子ちゃんの2人暮らし。 物語の展…
大河ドラマでしかも徳川家康が主人公となれば、歴史を知っている人が数多くいる中で描かれる物語は、おのずと制限を受けるのも事実だろう。 「どうする家康」が描き出す「三方原の戦い」はわざわざ2週続けて描かれることになった。 もちろん、1話分45分で語…
高知の田舎「佐川」を離れて、再び東京で暮らすことになった万太郎と竹雄。 はっきり言って、万太郎にはあまりにも生活力がない。 一緒に来てくれた竹雄がしっかりしていることがせめてもの強みかも。 東京に着いたそうそう、最初に決めた下宿を引き払うこと…
偶然にも縁をもらって住むところを見つけた万太郎と竹雄。 日当たりも悪く、くたびれてはいたが、家賃の安いこと、そして周りにはふんだんに植物が溢れている。 そして何よりも東大に近い。 場所は、根津。 東京では、昔からある場所で、近くには湯島天神が…
たまたま、昨日はらんまんのモデル、牧野富太郎博士の特集番組を見る機会が。 その中で、博士の言葉として紹介されていた有名なセリフ。 世の中に雑草と言う名の草は無い その草の名前を知らないのは、不勉強でその人が知らないだけ。 自分がその草の云われ…
昨日の物語の最後の方で盗まれたトランクが発見された。 しかも、最も大切な中身の植物標本は今まさに燃やされようとした直前。 目の前にいた犯人は、悪びれもせず買取として金を要求してくる。 今も昔も、お金が欲しいと手段を選ばず稼ごうとする輩は後を絶…
様々な意見が交錯する「どうする家康」 物語のポリシーとして、決して史実を曲げないとあるがそこはドラマとしてどうしても面白さを追求する必要が。 時代劇としてどこまで大勢の人たちから支持されるかどうか、脚本家を始め制作スタッフのギリギリの挑戦が…
始まった東京暮らしだが、まず住むところを見つけなければならない。 能天気で目先のことしか考えられない万太郎と先々を見据えて用意周到な竹雄。 対照的な2人の様子が物語の面白さかも。 明治が始まった頃の東京は、様々な人たちが地方から流入してきて大…
らんまんはここから始まる物語が本来の描かれるべきストーリー。 万太郎は、再び東京で植物学を本格的に目指すことになる。 今日、描かれた物語の中では、かつて佐川で親友になった広瀬祐一郎君と再会。 彼は、小学校には入学せずにそのまま家を継いだとされ…
個人的な都合で、5日放送されたらんまんをブログにする時間がなかったもので、5日の分と合わせて1週間分振り返る形で考えてみようと思う。 時代背景を考えると、明治政府が機能し始めた頃。 まだ近代日本の形となるべき姿は、暗中模索のままだった。 世の中…
らんまんは1連の物語が佐川で描かれてきた。 途中、東京に行ったりしたこともあるけれど、日本的には高知の佐川が舞台。 綾と万太郎の行方不明事件から、およそ半年が経った11月。 峰屋は再び酒造りの仕込みの時期に入ってきた。 そして、その時は、蔵人たち…
1連の騒動からみんなで佐川に戻ってくる。 大叔母のタキを始め、みんなお疲れ。 万太郎と綾も神妙な顔で峰屋に帰ってきた。 今日初めて気がついたけれど竹雄は峰屋の番頭さんと裏方で働く女中さんの息子だった。 物語の中に時々出てくるので当然知ってはいた…
自由民権運動の政治結社声明社は自由主義を標榜すると同時に明治政府打倒を目指していたようだ。 この時代、政権に反対する勢力は厳しく処罰される。 集会条例違反として摘発され、投獄されることになる。 今日は投獄された万太郎が峰屋の大叔母たちの活躍に…