らんまん ブラック田邊の魂胆
だんだん面白くなってきた「らんまん」
人間関係が驚くほど丁寧に描かれるのが、この物語の特徴。
ブラック田邊の自宅に招かれた万太郎夫妻。
そこでのやりとりが驚くほど丁寧に語られる。
田邊家ではブラック田邊の奥さんも登場。
物語で語られていたけど、どうやら彼女は後妻さんらしい。
ブラック田邊の最初の奥さんは、英語も話すことができて、ピアノもたしなんでいたという。
しかし、娘2人を残して亡くなってしまったと。
今の再婚した奥さん聡子の父親がブラック田邊の知り合いで、その関係でこちらに嫁いできたと語られていた。
明治あるあるかもしれない。
そして、今日最も注目すべき内容はブラック田邊が万太郎に対してどのように考えているか。
2人のやりとりの中から本音が垣間見える。
ブラック田邊は万太郎の持つポテンシャルに大きな脅威を感じたに違いない。
遠回しに、自分自身の業績の中に取り込んでしまえと考えたようだ。
予告編でも告知されていた
私のものになりなさい
彼が万太郎に対して3つの提案をしたが、その最後がこれだった。
巧妙に外堀を埋めて、万太郎を追い詰めようとする。
コーネル大学で植物学を学んだブラック田邊は学問以外にもアメリカ人特有の自己顕示欲を学んできたようだ。
自分の欲しいものを手に入れるためには、手段を選ばない。
今日のやり取りでは、彼の魂胆が明らかにされる。

目次
田邊家

結婚のお祝いをしてくれるとのことで自宅にまで招かれた万太郎と寿恵子。
寿恵子が私も一緒でいいんですか?との問いかけが、なんとなく物語の意味深な状況が垣間見える。
古いが立派な門構えの田邊家。
そこではお手伝いさんがいて、奥様と子供2人と5人が暮らしているような。
小さな女の子が2人はしゃぎまわっている様子も描かれていた。
なんとなく感じるのは、お手伝いさんがかなりの権限を持っているらしく、奥さんはどちらかと言えば下に見られているような雰囲気。
と同時にこの奥さんはかなり若い。
物語で語られていた内容によると、お茶の水女子高等学校を中退して5月にこちらに嫁いできたと言う。
おそらくは20歳ちょっと前じゃなかろうかと勝手に想像。
2人の子供の母親になるが少し年齢的に合わないなと感じる部分も。

ブラック田邊は寿恵子を知っていると語っていた。
高藤にダンス勉強会に彼女を勧めたのも自分だと語っていたね。
その時に彼女を誘うようにアドバイスしたらしい。
高藤のプロポーズを断って万太郎に嫁いだことを褒めてはいたが、言葉の端にちょっと毒を含んでいるよね。
田邊聡子と寿恵子

この2人のやり取りでブラック田邊の家庭の事情が説明されていた。
ブラック田邊は再婚で、先妻を早くに亡くしたらしい。
そして先妻が美しい人でピアノもたしなんでいて、英語も理解していたと語っていた。
2人の女の子は先妻との子供で、後妻の自分にはなかなかなついてくれないと。
奥さん同士2人の年齢がかなり近いなとは思ったけど、女学校を中退して嫁いできたということは20歳前だと思われる。
万太郎の底力

万太郎は学歴こそないが、植物学に駆ける心意気は誰にも引けを取らない。
そのこともあって、
植物学会の最初の機関誌は万太郎の尽力によって完成した。
あの時は、わざわざ石版印刷の技術まで取得する大変な熱の入れようだった。
その努力は他の人はただ聞いただけで、実際のメソッドは万太郎本人が取得している。
さらには、植物学に遭遇するために必要な運も備わっているような。
大学でも、万太郎の実力は誰もが認めるところ。
ブラック田邊の魂胆

ブラック田邊は万太郎の実力を認めつつ、彼を全面的に後押しするような姿勢は取らない。
万太郎が世の中に発表する術を持たないと残念がってみせる。
この辺のやりとりは、どうやらこの後の流れを想定する悪巧みのように見えた。
これから先植物学に関わるためには学歴が必要になる。
東大に入学して卒業するまでに準備も含めて8年かかるが、それをやり遂げること。
もう一つが今すぐ留学すること。
この2つが最もベーシックで間違いない方法だと、ブラック田邊は語る。
万太郎が両方を選べないことを承知でわざわざ追い詰めるようなやり方。
そして、別な方法として紹介したのが、
ブラック田邊のものになること!
要するにブラック田邊の手足となって働けという。
放送直後の朝イチでもかなり話題にはなっていた。
教授はこんな人だったんだ😱
予告編の場面が今日披露されていて、内容がよく理解できた。
ネタバレはできないと思いつつ、すでに公式発表されているので、今ばらしちゃうけど、万太郎はブラック田邊の提案を蹴る。
万太郎の願いは、自分自身が新しい植物の名付け親になること。
それ以上もそれ以下もない
彼自身がやり遂げなければならないライフワークなわけで。
らんまんはこれからが面白くなると改めて納得させられる。