途中コロナ騒動で休みの期間があったにもかかわらず絶賛で終了したエール。
その後を継ぐドラマがこちらの おちょやん
大阪の喜劇界を題材にした作品で、以前あったわろてんかと設定が被るかも。
後に関西の演劇界で難波のおっかさんこと
浪花千栄子さんがモデル。
私のちょうど親の世代にあたる人。
どんな人かちょっと注目。
目次
難波のおっかさんこと浪花千栄子
彼女を調べてみると明治40年生まれでこの前のドラマエールのモデル古関裕而さんの2つ年上になる。
1973年、消化管出血のため死亡とあるが、66歳で亡くなったのはまだ若いかもしれない。
今で言うところの出血性大腸炎だった可能性もあるのかな。
本名を南高キクノ
この読みが“なんこうで”オロナインのコマーシャルに出たとか。
どこまで本当かは知らないが。
彼女は子供の頃は家がとても貧しくて満足に学校にも行けなかった。
特に父親がかなりぐうたらで苦労したと聞くね。
おそらく今回のドラマは、この彼女の人生をそのまま丸写しで描くような雰囲気なので、その辺の事情も詳しく語られるのでは。
私がよく知るのはテレビのコマーシャルで見かけるこのビジュアル。
大阪人にしてみれば地元の代名詞のような人。
子供の頃、貧しかった家を追い出されるようにして奉公に出される。
その奉公先で出会ったのが演劇だったと言うことか。
彼女の場合演じることが大好きだったようだ。
それとこの時代の彼女の様々な事情を考えると、多分頭の回転が相当早かったのでは。
そうでなければ役者として大成することなど叶わないと思うので。
おちょやん
この言葉は関西弁の中でも特にチャキチャキの大阪弁のようだ。
もし関東以北の方言で当てはめるならば、“お嬢ちゃん”になるだろうか。
私など北国の人間なので、未成年の女の子を呼ぶときに“お嬢ちゃん”とちょっとからかいの意味も含めて呼びたくなってしまう。
今はセクハラと勘違いされても困るので全く声をかけることなどありえないが。
大阪人は北国の人間とはまるで人とのコミニュケーションのモチベーションが違うので、なんとなく親しみを込めてこんな呼び方をするかもしれないと勝手に想像する。
女優杉咲花の実力
杉咲花は女優として実力者の認識を抱く。
彼女を画面で初めて見たのは2015年の朝ドラ とと姉ちゃんになるだろうか。
このドラマは、実はよく見ていた。
この時に大人になってからの設定で三女の役をやっていたのが彼女。
かなり若い女優さんだと思いつつ演技は確かなものを感じたんだよね。
ほかに彼女を見かけたのは宮沢りえ主演の映画で
湯を沸かすほどの熱い愛
その時は、ほのぼのしたドラマなのに体当たりの演技を見せていた彼女がとても印象的だった。
かなり度胸の座った女優さんだよなと思いつつ。
その時は主役を演じていた宮沢りえが、ガンで死ぬシーンが一番印象的。
宮沢りえ本人が自分の母親を確か膵臓癌で亡くしていたんだよね。
おそらくはその時、母が息を引き取る場面を克明に覚えていたんだろうか、宮沢りえが演技で息を引き取るシーンはまさにガン患者が死んでいくときの様子を克明に描いていたなと。
私があえてそこに言及したのは自分の両親を同じ病気で亡くしたので、息を引き取るときの様子が手にとるようにわかるもので。
さて、おちょやんでこの女優さんは果たしてどんな演技を見せてくれるのだろうか。
周りを固める役者たちもどうやら芸達者な人たちが多そう。
正直なところ、お笑い系のこういったドラマは私はどちらかといえば苦手。
この前のわろてんかも途中で朝のルーティーンから外してしまった経緯があるので、今回は1つ腰を据えてじっくり見てみようか。