憧れの会社ウェザーエクスパーツに採用になったモネ。
アルバイトとは言え気象予報士枠で採用なので、腰掛けのアルバイトとはまるで訳が違う。
責任も当然重いわけだし、何よりもあの厳しい予報士試験をクリアしてきているので、仕事に対する思い入れも全く別物だと言える。
そんな中配属先に決まったのは報道気象班。
先週、採用前にアルバイトでお世話になったお馴染みの部署。
モネはJテレの「あさクラっ」の4人の気象予報士の中の1人として採用されることになった。
朝の番組なので彼女の起床時間は午前2時。
午前3時半までにテレビ局入りして6時から放送開始。
テレビの放送が終わった後、帰社して11時半に退社する。
そして夜8時には就寝となる。
物語の中でも語られていたが昼夜逆転のルーティーン。
目次
配属先がいよいよ決まる
新しい配属先は先週ピンチヒッターで駆り出された朝の報道番組。
メンバーも同じなので、気心が知れている。
社長から言われたのは例のウェザーエクスパーツのキャラクター。
コサメちゃんと傘イルカくん
この2つを使って上手に可愛く仕事をしてねと。
物語は春先に就職をしてそのまま4ヶ月経ったとの設定。
2016年の8月はそういえばリオ5輪のあった年。
なんとなく思い出すよね。
今もオリンピックの真っ最中なのでちょうど5年前の出来事。
安倍総理大臣がスーパーマリオのコスプレではしゃいでいたのを思い出す。
しーちゃんと同居
東京のアパレル関係で仕事をすることになったしーちゃんは住むところがなくなったとのことでこちらの汐見湯に。
幼なじみと同居できることで2人ともほっと安心していたところ。
しかし、真夜中と言うのに階下から聞こえてくる怪しげな物音。
どうやら、銭湯の中から何やらゴシゴシこするような音。
自分たちの全く理解できない音がすることで、激しくうろたえるモネとしーちゃん。
汐見湯は全部で6人住んでいる
大騒ぎになりかけたその時、大家さんの菜津さんから聞かされた事実。
自分とおじいちゃんおばあちゃんのほかに、宇田川さんという男性が同居している。
おじいちゃんおばあちゃんが昔お世話になった人のお孫さんらしい。
なぜか詳しい事は全く語ることなく、ひたすら聞こえてくるのはとてもいい人だから何も心配いらない。
そして普段は決して部屋から出てこないらしい。
しーちゃんが怖い顔で菜津さんをにらみつける。
この時は気が動転していることもあって、こんな所にはとても住んでいられないと。
でも、数日経った後は
なんか慣れた😏😙
何と言う切り替えの早さ。
とりあえず、こちらの汐見湯は6人の住人が住んでいる。
気象予報の難しさ
猛暑の続く夏のとある日。
気象予報士たちも全く予測することができなかったアンダーパスの冠水事故が起こってしまう。
水の事故に激しく反応するモネ。
彼女はかつての自身の記憶がまだトラウマとして残っていたがゆえに、どうしても伝えなければの思いが先に出てしまう
実はこの時朝の番組での気象ネタはモネが担当していた。
誰かが事故に巻き込まれることだけはどうしても避けたい思いが前面に出てしまう。
朝の中継コーナーでは、毎日水の事故シリーズになってしまった。
そうなると、さすがに人気のコーナーだと視聴者への影響もとても大きくなる。
子供が海へ行きたがらないとか、投書なども来るように。
そんな時、朝岡さんからやんわりと注意を兼ねたお願いをされる。
永浦さんは海や山について詳しく勉強をしていて、さらに水の怖さも知っている。
この人は気象の仕事に携わるべきだと直感的に思った。
報道する以上は事故をあらかじめ予想することも大切だが、きちんと知ることによってその事故を防ぐこともできるんだと同時に伝えて欲しい。
モネにとって、気象予報士として先へ進むための大切なダメ出しになった。
再会菅波先生(普通ないなぁ…byサンドイッチマン)
仕事が思い通りにいかなくて誰かに話を聞いて欲しいモネ。
そんな中銭湯に併設されたコインランドリーで菅波先生とばったり出会ってしまう。
そういえば、彼の職場もこの銭湯のすぐ横の大きな大学病院。
言われてみれば納得。
そして、ありえない設定でモネの話を聞きますよとのなんともできすぎなストーリー。
菅波先生は驚くほどの的確さでモネの心を言い当てる。
誰かが事故に会うことを必要以上に恐れている。
憧れの仕事について手柄をたてたがっているのでは。
肩の力を抜いてもう少し自分を解放してあげてはどうでしょうか。
最初は怖い顔で聞いていたモネは朝岡さんのアドバイスもあって素直に受け入れることができる。
今週のエピソードがうまい具合にオチがついて、しかもモネは地震の時の記憶からも少し離れることができたような。
そんな中来週の予告編が。
どうやら故郷東北に巨大な台風が接近することで、いくつかのエピソードが語られるみたい。
この物語がうまく作ってあるなと思う点は、今は東京編なので東京が舞台になっているが、かつて物語として描かれていた気仙沼や登米のことがリアルタイムできちんと出てくること。
今週は振り返りエピソードが長すぎるとか、セリフが少ないとか若干の批判めいたことも書いちゃったけれど、ストーリーの柔軟な進展はおかえりモネの真骨頂だなと改めて感じている。