「おかえりモネ」の感動冷めやらぬ間にすぐに次の物語が始まる。
『カムカムエヴリバディ』
ヒロインは3世代にわたる女性が描かれるとのこと。
初回放送の今日は、初代のヒロインの10歳の頃が描かれる。
時代は1925年(大正14年)、ラジオ放送が始まった年に生まれた和菓子屋の女の子が最初の主人公になる。
そして、舞台は岡山県岡山市のとある商店街とあった。
今日始まった物語の中には、番組発表の大人になったヒロインたちは登場してこない。
家族たちは同じ配役が演じていたが、子役がしっかりと幼少期を演じることになっているようだ。
調べてみると、脚本家藤本友紀さんの書き下ろしとある。
また説明には激動の時代を生きた女性たちのハートフルコメディーとも紹介されていた。
目次
岡山市和菓子店で生まれた少女の物語
ちなみにこの女の子が主人公で名前を橘安子。
周りのものはあだ名で「あんこ」と呼び捨てにする。
確かに訓読みすればあんこになるけどね。
演じているのが現在10歳(小学校4年生)の
網本唯舞葵(あみもと いぶき)
子役は思うに、へたくそな子役はいないよね。
最近の子役の中で特に記憶に残るのはスカーレットとかおちょやんに出ていた
「毎田暖乃」
彼女には底知れない迫力を感じた。
将来はかなりの女優さんになるだろうなと思うことしきり。
確か昨年の段階で9歳だったから、今回の網元唯舞癸ちゃんと同い年かも。
主役ってこともあるので存在感はバッチリだね。
ままごと風のやりとりだったり、それなりに真面目でシリアスな内容だったり。
自由に演じている。
主題歌が感動的かも
正直なところ最近の朝ドラは主題歌がどんなものなのかじっくり聞いた事は無い。
私にとっては付録のようなものとしか受け止めていないので、なんとなく前奏で物語が始まったなと言う印象を持つばかり。
今回は、今までとはかなり印象が変わっていてかなりの大作。
しかも壮大なスケールで歌いあげられる。
いつものことなのであまりじっくり聞くことにはならないが、いずれYouTubeなどで何回か聴き込んでみたいと思わせるような印象深さ。
こちらは歌手本人のサイトから拝借。
YouTubeのリンクをこのブログに貼ることなんて滅多にないので。
物語の重要なアイテム「ラジオ」
当時はラジオ放送が始まったばかりで、当然のことながら生放送となる。
時代感が漂う中、当時の放送を意識して物語内でも流れていたね。
天気予報や歌や、後はニュースのようなものが中心になっていただろうか。
今なら様々な情報のアイテムがあるので、ほとんど話題に上ることもないと思うが、この当時はラジオ放送を聞くことができるっていうのは市民の間ではステータスだったかもしれない。
さて、物語は彼女が10歳の頃なので1935年昭和初期に相当。
でラジオの値段を調べてみると大学の初任給と変わらない値段とあった。
ピンキリだったので安いものでも現在の価格でおよそ20万円(大学の初任給を想定)。
お高いものだとこれのざっと4倍から5倍。
今のテレビ以上に高級品だったことがよくわかる。
当然岡山市の商店街が舞台となっているがラジオを所有していたのは物語の中に登場してくる荒物屋さん。
そのラジオが羨ましくて橘家の長男がこっそり拝借してきてしまう。
当然すぐにばれてしまうので、平謝りに謝って許してもらうところが今日の物語の中心。
そんな中、ラジオを家族の皆が欲しがっていることを察したおじいちゃんがとうとう購入することになる。
嬉しさ満面の安子ちゃん。
まとめ
始まったばかりの物語なのでまだ家族それぞれのキャラクターもあまり詳しくはわからない。
しかしトータルではコメディーとのことで、暗い苦しい話題にはならないような雰囲気。
特に子役時代はそれなりに時間をかけるような印象なので、今日登場したメンバーたちは少しの間はまだ物語に出てくると思う。
前回のおかえりモネとは全く印象の異なる物語なので、昨秋まで朝ドラから遠ざかった人たちも今回は安心して見られる可能性が。