今週から始まったエールは幸せ満開の新婚生活を描く。
実はモデルとなった古関裕而夫妻の場合、
夫20歳、妻18歳の若さだった。
はっきりってままごとみたいなもの。
エールでもそういったごく若い2人のルンルンな新婚生活を描くところから物語は始まる。
目次
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甘い甘い新婚生活
いよいよ始まったままごと新婚生活。
とりあえず音ちゃんの学校が始まるまでの時間が半年ほど。
その間に家事全般を何とかなれるように頑張るらしい。
どうやら料理その他も初めての様子な音ちゃん。
愛知県出身の音ちゃんにとっては味噌といえば八丁味噌。
今日のテレビを見ていて初めて知ったんだけれど味噌汁に具を入れないんだね!
味噌の風味がわからなくなるからって言ってたけど、八丁味噌単品で作る味噌汁では、かなり渋いと思うけどなぁ。
出汁とかどうやってとったんだろうね。
そして福島県出身の祐一君は東北人らしく納豆が大好きな様子。
2人のやりとりではどうやら音ちゃんは納豆が苦手な様子。
食べ物の好みって意外と一致しないもので。
特に東北出身と中部地方の出身者では、味付けは決定的に差があるのでは。
まぁこれからボチボチとならしていくんでしょう。
それにしても傑作なやりとりだったよね。
これから夫婦お互いの呼び名をどうしようか?
私のことを音って呼んで😍
音❣️
なぁに あなた❤️
見ているこっちの方がバカやろーだわ🤣
2人だけの生活のところに姉の吟ちゃんも訪ねてきたりはしているようだ。
なんともほのぼのした東京生活だよね。
吟ちゃんも例の軍人さん鏑木さんと順調な交際を継続中だ。
いずれ結婚するのかなと。
作曲家古山祐一 初出勤
初めて出勤してみたコロンブスレコード。
西洋音楽中心な部門を青レーベル
歌謡曲を赤レーベル
この2つの部門で成り立っているのだがレコード会社の中心的な収入源は、赤レーベル部門がになっていた。
ちなみに祐一君は木枯君とともに赤レーベル。
つまり頑張って世の中に売れる曲をいっぱい作らねばならない。
ちなみに彼ら2人のすぐ上の上司が廿日市氏。
彼が結構ダメ出しをする人らしく、要するに曲が売れるか売れないかを瞬時に判断する能力にとてもたけている。
つまり会社の稼ぎ所をよく心得ている。
作曲家として雇われた新人2人は、作曲家たち専用のフロアとかにも案内されて、祐一君は早速最初の作曲依頼を任された。
題名が ちょいぽい戀詩(こいうた)
なんだかよくわからない歌詞が原稿用紙に書き連ねてあってそれに作曲してくれとのこと。
いきなり言われてもすぐにはね。
それでも何とかがんばって作曲しようとする。
作曲をすれどもすれども却下されまくる
がんばって作曲をし続けること21曲。
なんとそれ全部がアウト。
要するに採用されない。
廿日市氏は楽譜をいちど見てみて、これはだめだねとか違うなぁとかそんなコメントのみでここがどうのとかあそこがどうのなんて具体的な事は一切なし。
どこがダメなんですか?
厳しく食い下がる祐一君だが、
そんなこと分かるわけないだろう!
それを考えるのが君の仕事だろう!
つまり彼は具体的な事はともかく楽譜を見て曲を想像してその上で瞬時に判断。
音楽を評価するものの態度としては、多分、私の意見ではそれ合ってる。
ここがどうのとかあそこがどうのなんて具体的な事はほぼ必要ない。
音楽は耳に入ってきた段階でそのメッセージが瞬時に伝わって来なければならないわけだから。
理屈は必要ないと言える。
ぱっと見てダメだと思えばそれでアウト。
つまりぱっと見て
おっ!いける と思えるか思えないか。
そういったダメ出しをされるうちにズルズルと半年間が過ぎてしまった。
半年を過ぎても医局も採用されないとなるとさすがに焦りが出てくる。
何とかしてものになるものを1曲こしらえねば。
同僚の木枯君と悩みを共有
木枯君は古賀政男がモデルとされているので、ギターとか巧みに弾きこなしていたよね。
実は彼も19曲ものにならない状態が続いている。
祐一君とともに焦りを感じる気持ちはまさに共通。
何とかものになる曲を1曲作り上げねば、場合によっては会社から首をはねられるとも限らない。
そういった中で努力をし続けるのだが、なぜか2人が作る曲はことごとく廿日市氏に却下され続けるのだ。
今の段階では祐一君と打ち解けた関係でとても良い友達。
2人で励ましあってがんばって作曲を継続。
この当時レコード会社専属の作曲家作詞家、歌手がいたようだ。
それは今でも基本変わらないのかも。
最近は芸能事務所に登録している人たちが多いようだが、昔は必ず様々なレコードの配給会社がきちんと存在していた。
今のように音楽配信がCDやDVD、またはインターネット配信等と様々なものがあったわけではない。
とにかくレコードのみなので、レコードが売れるかどうかがポイント。
曲が売れないとえらいことになりそう😱
全く曲が売れない状態なので、祐一君夫婦は最初にもらった契約金を切り崩して生活費に当てていたのだが。
木枯君曰く
あれは印税の前払いのようなもの。
全く曲が売れなければ返却を言い渡されるかも。
その事実を知らされてかなりびびってしまう祐一君。
プロとしてやっていくためには、とにかく売れる曲を1曲あるいはそれ以上。
やはり結果が全ての世界。
歌謡曲なので大衆受けする曲を何が何でも作らねばならないところ。
さすがにストレスがかかって焦りまくる祐一君。
そんな中、とうとう音ちゃんの学校も始まることに。
売れない作曲家と歌手志望の音楽学校の生徒の夫婦。
さてこの先どんな展開になるのやら。