昨日の「結婚は許しません」発言の次に一体何が来るのかと思いきや。
和彦の母親重子から出てきた言葉は家柄の違い
要するに、日本が昔からある、格式とか序列とか、要するに身分制度の名残だよね。
家柄が釣り合うか釣り合わないか。
確かに、暢子の家は貧乏を絵に描いたような母子家庭。
一般的に見れば、釣り合うはずもなく。
重子は1週間かけて、比嘉暢子について詳しく調べてきたようだ。
どうやって 調べた んだろうな?
まさか興信所を使ったとか😅
物語の中では、手帳の中に比嘉家の個人情報が詳しく記されていたね。
今日のエピソードの中では、沖縄の様子も描かれていた。
なんといっても良子は石川家の長老たちに、宣戦布告。
自分の理想を絶対にあきらめないと言い切る。
さらには歌子。
暢子の結婚式で自ら沖縄民謡を披露したい考え。
そして、賢秀。
成長したように見えて、残念ながらな状態は未だ継続。
そんな中、肝心の暢子のアイディアもベタなもの。
彼女の持ち味はおいしいものを食べること、料理を作ること、それ以外の発想は無い。
物語は、想定の範囲内だが、役者たちはどんな表現をしてくれるのだろう。
目次
青柳重子
母親は少し時間をかけて暢子について詳しく調べたようだ。
どんな家族構成で、どんな経済状態か。
さらには家族全員がどんなふうに過ごしているかを詳しく調べあげていた。
そして一人ひとりに自分なりの評価を下しているようだ。
要するに良子だけが、短大卒で多少なりとも知的な仕事をしているけど、他はさっぱり。
およそ青柳家の家族とは釣り合わないと盛んに力説。
自分自身が良い所のお嬢ちゃんでいつもお手伝いさんが家にいるような生活。
正直言ってそんな生活など、経験している人はごくごく少数派だろう。
重子はさらに話を続けて和彦がかつての恋人「大野愛」となぜ別れたのかを問い正す。
ここに触れられると和彦は途端に歯切れが悪くなる。
彼の心は幼い頃からトラウマの連続で成り立ってきたかも。
愛との事は彼自身もかなり悩んでいた。
しかし、子供の頃からの自分の本当の気持ちは暢子が自分の相手だと納得するに至ったはず。
こればっかりはご縁だからね。
母親に宣言していた和彦のセリフも痛烈だった。
母親から
その決断は必ず後悔すると突き放される。
買い言葉で
もう後悔している。
あんたの子供に生まれたことを。
このレベルのストーリー展開のドラマでこんな重たいセリフを言わしちゃうなんて。
実は、そのことに私は言い過ぎだとダメ出ししたい気持ちになった。
母親を始め親に対して絶対に言ってはいけないセリフ。
誰も好き好んで生まれてくるわけではない。
縁があって親になり子供になる。
そこにはそれぞれの意思はほとんど存在していないと言える。
縁談なんだから、周りの人たちはあまり口出しすべきじゃないんだよね。
しかし、この物語で描かれる親子の関係は強烈な封建主義で凝り固まっていた。
和彦の思い
子供の頃からの嫌な記憶ばかりが蓄積している和彦は、ついにキレてしまう。
青柳家の息子であることを後悔していると言い放ってしまっては、その後取り付く島もない。
母親と徹底的に仲違いをして家を飛び出してしまう有様。
その様子に必死で後からついていく暢子。
ここから暢子の出番がやってきそうな雰囲気。
彼女なりの明るさと、行動力、そして屈託ない対応力で何とか冷え切った関係を修復する必要が。
石川家の良子
今までは夫任せて自分から意見を言うことのなかった良子。
長老のおじいちゃんと、おじさん、さらにはまるで頼りにならないお父さんの前で自分の考えをしっかり宣言。
私は、仕事に誇りを持っている
夫と2人で家庭のことを切り盛りしながら今の生活を続ける。
その宣言をした後で長老たちから意見が。
御三昧の料理を作ること。
ちなみにこの辺のやりとりは予告編でも出ていたと思う。
さてこちらのこれからのやりとりも見ものだね。
歌子と賢秀
歌子はまだしっかりと歌い込んでいないからしどろもどろで全く歌になっていない。
これから何回も稽古を重ねて歌い込めば必ず自分のものになっていくはず。
おそらく言い出したすぐ位の頃のエピソードなんだろう。
もともと歌うことにかけてはかつて音楽の先生からもお墨付きをもらっている。
歌子の歌は人を癒す力がある。
信じて心を込めて歌い続けるしかないよね。
そして、何といっても賢秀。
地道に働くと宣言をしておきながら、今回の妹の結婚式の一件があってどうしても盛り上がっちゃう。
今までと同じように一攫千金で何とかお金を儲けることができないかと。
養豚場の親子も呆れ顔。
さて、一旦は養豚場を離れた賢秀。
この先どこへ向かうと言うんだろう。
暢子
暢子は食べることと、料理を作ること以外には全く知恵が回らない。
おいしいものを作って和彦くんのお母さんに食べてもらう。
それ以外の発想は彼女には期待する方が無理と言うもの。
今日のエピソードはここまでなんだよね。
後はどんな料理をこしらえて、どんなふうに批評されるのか。
果たして青柳重子の了解を得ることができるのかどうか。