おむすび1週間振り返り 糸島フェスティバル
4週目のおむすび
物語の核心部分と思われた結の姉歩がついに本格的に物語に登場。
歩の存在が物語の謎の部分を語り始めて本格的におむすびの全容が明らかになると思われた。
残念ながら期待は見事に外れ。
仲里依紗扮する姉は物語の中の登場人物の1人に過ぎない。
それにしても、わかりにくい物語の展開。
たいていの人が思うことだが、正直つまらない展開
それでも物語の1週間分の展開でどんなことが描かれているのか振り返る事は可能。
1つは米田家の家族構成
結の交友関係
地方が抱える社会的な問題
当時のご時世としてどんな社会的背景が物語を支えてきたのか?
そういったことを織り交ぜながら、16歳の少女の目線で物語が進む。
おむすびはさらに1995年1月17日の阪神淡路大震災が重要な物語の展開起点として位置づけられている。
ただ、あの時の震災の詳しい内容は映像としては未だ出てこない。
震災があったせいで登場人物たちはそれぞれ心にトラウマを抱えることに。
おむすびは九州糸島を舞台にしながら神戸が物語の2つ目の舞台としてどうしても正確な情報をもとに描く必要が。
しかし、この物語に批判的なネットの記事を見ると物語が何の説明もないままわかりにくいとの意見が多い。
興味を引くような内容ならば、まだ見続けられることが可能だが、たわいもないエピソードに終始するばかりでどこでどんなふうに盛り上がるのか全く共感できない。
何よりも16歳の女子高生目線は年寄り的には理解不能。
毎日当時のことを調べながら必死で物語のレクチャーを自ら課す。
そんな状態がいつまで続くんだろうか?

目次
ハギャレンメンバーの活動

歩が帰ってきた事は物語の中では秘密の設定で語られ始める。
しかし、田舎町では一瞬でばれてしまい街の隅々にまた知れ渡ってしまう。

訳ありのような歩。
結もできれば、クラスメートには秘密にしたかったが高校の担任はほとんど拡声器のような存在。
みんなの前で声高らかに伝説のギャル歩の帰還を宣言。
当然のことながら、ハギャレンメンバーは激しく反応。
歩のもとに馳せ参じることになる。
そして思いがけない歩の反応。
ハギャレンなんてダサイ活動は今すぐやめてくれ!と。
さらには迷惑だとも宣言。
意気消沈したメンバーはハギャレンの解散を宣言。
もう活動を続ける意味がなくなったと。
そこで結が激しく反応。
メンバーの活動はすでに姉歩とは関係ない
みんなが楽しく集まって活動するのなら、みんなのものとして再出発すべき。

糸島フェスティバルでパラパラを披露して活動をみんなに告知する。
週初めに描かれた再出発のエピソード。
結と歩の姉妹

映像の設定は1994年10月ごろ。
物語の重要な起点となる阪神淡路大震災のほんの数ヶ月前になる。
この頃歩は中学生で結は8歳年下ということに。
おそらく幼稚園の年長さんぐらいになるだろうか。
セーラームーンにご執心で歩のセーラー服を着てごっこ遊び。

私たちのような年寄り世代では、うっすら記憶に残る程度で特に思い入れのある人はごくわずかだと思われる。
米田家のそれぞれ

今週から用いられた描かれ方は物語の現在地点2004年から10年前にタイムスリップして神戸でのエピソードが詳しく描かれ始めた。
ここでは子供たちの配役は子役を使って、新たな物語として描かれ始める。

このエピソードで特に大切な登場人物が描かれる。
それは結と歩の友達として真紀ちゃんが登場すること。
写真では向かって右端のロングヘアの女の子。
この子は当時神戸で商店街のアーケード設営に反対していた渡辺靴店の娘

この頃のエピソードがかなり詳しく描かれていて、当時神戸の商店街で客足を回復させるためのアーケード計画が持ち上がっていた。

物語の途中で現実に舞い込んできたニュースでは、俳優の西田敏行が亡くなられた。
その時の服装かもしれないし、物語の中で誰か重要な登場人物が亡くなることも想定される。
概ね見当はついているが、本来は悲しみに打ちひしがれたシーンじゃなかろうか?
糸島フェスティバル

自分の身分をひた隠しにして参加したフェスティバルのダンス。
パラパラの練習の様子などが詳しく描かれていた。

昨日のエピソードで15分の放送枠の中で、かなりのスペースを割り振りながらステージが詳しく描かれていた。
結はみんなと一緒に舞台に上がることで、力を合わせて楽しく演じることが自分や仲間たちにとってとても大切だと気がついていく。
みんなが一体となって力を合わせることこそが今週の1番のテーマ。

ただし、物語の最後でちょっとしたドタバタ劇があって内緒のはずの結の存在が糸島中にばれることに。
最後のエピソードで結の知り合い四ツ木に10年前の大震災の時の様子を語り始める結が物語の最後。

阪神淡路大震災が来週の一番の目玉として描かれなければならない。